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2列シートで荷室の広いフリードが欲しい。そう思って「フリードプラス」を探したら、新型のカタログに見当たらなくて戸惑っていませんか。
結論から言うと、ホンダ フリードの「フリード+(プラス)」という車名は、2024年6月に出た3代目で無くなりました。いま新車で2列5人乗りを選ぶなら、フリード CROSSTAR(クロスター)の5人乗りがその受け皿です。
この記事を読めば、先代のフリード+と現行の5人乗りのどこが違い、どちらを選べばいいかが分かります。
フリードとフリード+の違いは?まずは先代までの関係
『そもそもフリード+って別の車だったの?』と思う方も多いですよね。実は、同じフリードの仲間で、シートの列の数が違うモデルだったんです。
2代目フリード(2016年9月〜2024年6月・型式GB5〜GB8)の時代は、2本立てで売られていました。3列シートの「フリード」と、2列シートの「フリード+」です。
| 項目 | フリード(2代目) | フリード+(2代目) |
|---|---|---|
| シート | 3列(6人・7人) | 2列(5人) |
| 主な使い方 | 家族の送り迎え、多人数 | 荷物、趣味、車中泊 |
| 荷室 | 3列目を跳ね上げて広げる | 3列目が無い分、最初から広い |
| 型式 | GB5〜GB8 | GB5〜GB8(同じ) |
| パワートレイン | ガソリン/ハイブリッド(i-DCD) | ガソリン/ハイブリッド(i-DCD) |
型式が同じなのは、中身がほぼ共通だからです。違うのは後ろ半分の作りで、フリード+は3列目の代わりに荷室を広く使える設計になっていました。
先代のフリード+は「フリードから3列目を外して、荷室を主役にした5人乗り」です。エンジンや運転席まわりは、3列のフリードとほぼ同じでした。
ちなみに、初代の時代にも2列の仲間がいました。こちらは「フリードスパイク」という名前です。フリード+はその流れを受け継いだモデルと考えると分かりやすいですよ。
歴代の関係は2代目フリード(GB5〜GB8)の解説で詳しく見られます。
フリードプラスは新車でまだ買える?3代目で車名が消えた理由
『新型のフリード プラスはいつ出るの?』と待っている方もいるかもしれません。ただ、2026年9月27日時点で、フリード+という名前の新車は売られていません。
3代目フリード(型式GT1〜GT8)は、デザインの違いで「AIR(エアー)」と「CROSSTAR」の2本立てになりました。定員は、この2つの中で選ぶ形に変わったんです。
| タイプ | 選べる定員(2026年9月27日時点) |
|---|---|
| AIR | 6人 |
| AIR EX | 6人・7人(7人はFFのみ) |
| CROSSTAR | 5人・6人 |
| CROSSTAR スロープ(福祉車両) | 5人(車いす乗車時6人) |
表のとおり、2列5人乗りを選べるのはCROSSTARだけです。AIRやAIR EXには、いまのところ5人乗りの設定がありません。
つまり、先代で「フリード+」と呼ばれていた役割は、いまはCROSSTARの5人乗りが引き継いでいます。名前が消えただけで、2列の需要に応える車はちゃんと残っているんです!
大手メディアでは、2026年11月下旬ごろの一部改良で「AIR EXに2列5人乗りが追加される」と報じられています。ただ、ホンダの公式発表はまだありません。この記事では予想として扱い、価格や装備は書きません。
例えば、ディーラーでこんなやり取りになることがあります。
「フリードプラスの新車が欲しいんですが」
「今の型ではCROSSTARの5人乗りになりますね」
このやり取りで戸惑わないよう、名前が変わった点だけ先に押さえておきましょう。

現行の5人乗り(CROSSTAR)はいくら?価格と燃費の一覧
『5人乗りにすると高くなるの?』という点は気になりますよね。結論から言うと、CROSSTARの中では5人乗りのほうが6人乗りより44,000円安い設定です。
下の表は、2025年改良後のメーカー希望小売価格(消費税込・ホンダ公式)です。燃費はWLTCモードの国土交通省審査値です。
| パワートレイン | 駆動 | 5人乗り 価格 | 6人乗り 価格 | 5人乗り 燃費 | 6人乗り 燃費 |
|---|---|---|---|---|---|
| e:HEV | FF | 3,327,500円 | 3,371,500円 | 25.5km/L | 25.3km/L |
| e:HEV | 4WD | 3,558,500円 | 3,602,500円 | 21.3km/L | 21.1km/L |
| ガソリン | FF | 2,928,200円 | 2,972,200円 | 16.4km/L | 16.4km/L |
| ガソリン | 4WD | 3,159,200円 | 3,203,200円 | 14.4km/L | 14.4km/L |
e:HEVとガソリンの差は、同じ定員と駆動で399,300円です。4WDはFFより231,000円高くなります。
有料色を選ぶと、ここに38,500円(プレミアムクリスタルガーネット・メタリックは60,500円)が足されます。リサイクル料金も別にかかります。
e:HEVとガソリンのどちらで元が取れるかは、走る距離で変わります。詳しくはe:HEVとガソリンの差額を回収できるかの記事で計算しています。
- CROSSTARの5人乗りと6人乗りの両方で見積もりを出してもらう
- 有料色の追加額が入っているか確かめる
- 4WDにするなら、FFとの差額231,000円に見合うか考える
- 付属品の値段を本体の値引きと分けて書いてもらう
5人乗りと6人乗り、装備で違うところはある?
実は、CROSSTARの5人乗りと6人乗りは、値段だけでなく装備も少し違います。ここは見落としやすいところなんです。
| 装備(CROSSTAR) | 5人乗り | 6人乗り |
|---|---|---|
| リアクーラー | 設定なし | 標準 |
| USB Type-C(前席シートバック上部) | 設定なし | 標準 |
| 運転席・助手席シートヒーター | 標準 | 標準 |
| 室内長 | 1,935mm | 2,645mm |
| 全幅 | 1,720mm(3ナンバー) | 1,720mm(3ナンバー) |
いちばん大きいのはリアクーラーです。6人乗りには付きますが、5人乗りには付きません。
夏に後ろの席の子どもが「暑い」と言いやすい家庭では、ここが気になるところですよね。後席の暑さ対策はリアクーラーが必要かの記事も参考にしてみてください。
「荷室が広いから」で5人乗りにしたあと、親を乗せる機会が増えて席が足りなくなることがあります。年に数回でも6人以上で乗るなら、3列の6人乗りと比べておきましょう。
もう1つ、CROSSTARは全幅1,720mmで3ナンバーです。先代のフリード+は5ナンバー幅だったので、車庫が狭い方は幅も確かめておくと安心ですよ。
荷室の広さはどれくらい違う?
5人乗りを選ぶいちばんの理由は、やっぱり荷室ですよね。3列目が無い分、2列目の後ろがまるごと荷物のスペースになります。
公式の室内長で比べると、5人乗りは1,935mm、3列車は2,645mmです。数字だけ見ると3列車のほうが長いのですが、これは3列目の席まで含めた長さなんです。
3列車でも3列目を跳ね上げれば荷室は広がります。ただ、跳ね上げた席が左右の窓側に残るので、横幅は少し狭くなります。
自転車やキャンプ道具を毎回積むなら、5人乗りのほうが気楽に使えます。車中泊を考えている方はフリードで車中泊する手順も見てみてください。
定員ごとの向き不向きは5人乗り・6人乗り・7人乗りの選び方で詳しく比べています。

中古のフリード プラスと現行CROSSTAR 5人乗り、どっちがいい?
『新車は予算オーバーだから、中古のフリードプラスもありかな』と考える方も多いはずです。ここは、何を優先するかで答えが変わります。
- 新車より手の届きやすい価格帯から探せる
- 全幅が5ナンバー幅で、狭い道や車庫でも扱いやすい
- 荷室を上下2段に使える板の作りなど、荷物向けの工夫がある
- ハイブリッドは1モーターのi-DCDで、現行のe:HEVとは仕組みが違う
- 年式によって予防安全の中身が違う
- 走行距離や修復歴で状態の差が大きい
中古のフリード+は、年式や走行距離で価格がかなり変わります。時期や地域でも動くので、この記事では金額を出しません。
一方で、現行CROSSTARの5人乗りはHonda SENSINGが全車標準です。電子制御パーキングブレーキとオートブレーキホールドも付きます。
長く乗るつもりなら、この差は小さくありません。
例えば、こんな分け方がしやすいですよ。
| こんな人 | 向いている選び方 |
|---|---|
| 予算を抑えて荷物を積みたい | 中古のフリード+ |
| 車庫が5ナンバー幅でぎりぎり | 中古のフリード+(幅を確かめる) |
| 10年近く乗りたい | 現行CROSSTAR 5人乗り |
| 燃費と静かさを重視 | 現行CROSSTAR e:HEV 5人乗り |
| 高速や遠出が多い | 現行CROSSTAR(予防安全が新しい) |
中古を見るなら、まず型式を確かめてみてください。2代目はGB5〜GB8で、ハイブリッドはGB7とGB8です。
フリード買いたいドットコム
フリードの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、フリードの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
現行で5人乗りを選ぶなら、どう決める?
『結局、うちは5人乗りでいいの?』と迷いますよね。ここまでの話を、決め方の順番にまとめておきます。
- ふだん何人で乗るか、年に何回6人以上になるかを数える
- 荷物の多さと車中泊の予定を考える
- 夏の後席の暑さ対策が必要か考える(5人乗りはリアクーラー無し)
- e:HEVかガソリンかを、年間の走行距離で決める
- 5人乗りと6人乗りの両方で見積もりを取り、総額で比べる
2列で十分な家庭なら、CROSSTARの5人乗りはかなり使いやすい選択です。荷室が広く、6人乗りより44,000円安いからです。
ただ、AIRのシンプルなデザインで5人乗りが欲しい方は、今のところ選べません。2026年の改良で追加されると報じられていますが、公式発表を待ってから判断するのがよさそうです。
グレード全体の違いはフリードのグレード比較の記事で一覧にしています。値引きの相場と交渉の順番はフリードの値引き相場の記事を見てみてください。

- Honda フリード 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
フリード+(プラス)は新車で買えますか?
2026年9月27日時点では、フリード+という名前の新車はありません。3代目で車名が無くなりました。2列5人乗りが欲しい場合は、CROSSTARの5人乗りが選べます。
フリードとフリード+の違いは何ですか?
先代(2代目)では、フリードが3列シート、フリード+が2列シートの5人乗りでした。型式はどちらもGB5〜GB8で、違うのは主に後ろの席と荷室の作りです。
現行のAIRに5人乗りはありますか?
2026年9月27日時点では、AIRとAIR EXに5人乗りはありません。AIR EXへの5人乗り追加が報じられていますが、公式発表はまだです。
CROSSTARの5人乗りと6人乗りはいくら違いますか?
2025年改良後の公式価格で、5人乗りのほうが44,000円安い設定です。ただし5人乗りにはリアクーラーと前席シートバックのUSB Type-Cが付きません。
中古のフリードプラスで気をつけることは?
ハイブリッドは2代目が1モーターのi-DCD、現行が2モーターのe:HEVで仕組みが違います。年式ごとに予防安全の中身も違うので、型式と年式を車検証で確かめるのが確実です。
まとめ
- フリード+は2代目までの2列5人乗りで、3代目で車名が無くなった
- 現行で2列5人乗りを選べるのはCROSSTARだけ(AIR/AIR EXは設定なし)
- CROSSTARの5人乗りは6人乗りより44,000円安いが、リアクーラーは付かない
- CROSSTARは全幅1,720mmの3ナンバー、先代フリード+は5ナンバー幅
- AIR EXの5人乗り追加は報道段階で、公式発表は未確認




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