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街で見かけた丸目のフリード。『あれ、どこで売ってるの?』と気になった方も多いはずです。
結論から言うと、あの顔の多くはカスタムメーカーのダムド(DAMD)が出している「ISOLATOR(アイソレーター)」というキットです。現行フリードのe:HEVだけが対象で、顔まわりのキットは税込32万7,800円(未塗装)からになります。
この記事では、キットに何が入っていて、実際にいくらくらい見ておけばいいかを数字で見ていきます。
フリードのダムドカスタムって何?
ダムドは、国産車をレトロな顔つきに変えるボディキットで知られるカスタムメーカーです。ホンダ フリードの3代目(2024年6月発売のGT系)向けには、2025年11月に「ISOLATOR」が発表されました。
ポイントは、丸目2灯のヘッドライトと、張り出したバンパーです。いまのフリードのすっきりした顔が、昔のアメリカのバンのような雰囲気に変わります。
フリードのダムドは、顔まわりを丸ごと付け替えるキットです。対象は現行型のe:HEVだけ。ガソリン車には付けられません。
キットはAIR用とCROSSTAR用の2種類があります。同じ丸目でも、ベース車の顔の違いに合わせて部品が分かれているんです。
| キット名 | 対象タイプ | 対象型式 | パワートレイン |
|---|---|---|---|
| ISOLATOR for AIR | AIR/AIR EX | 6AA-GT5(FF)/6AA-GT7(4WD) | e:HEVのみ |
| ISOLATOR for CROSSTAR | CROSSTAR | 6AA-GT6(FF)/6AA-GT8(4WD) | e:HEVのみ |
型式は車検証の「型式」の欄で確かめられます。GT1〜GT4で始まるガソリン車は対象外なので、ここは最初に見ておきましょう。

キットには何が入っているの?
『顔を変えるって、どこまで交換するの?』と思いますよね。
ダムドの公式ページによると、フェイスチェンジキットには次の部品がセットになっています。
- ボンネットカバー
- フロントグリル
- フロントバンパー
- フェンダーパネル
- 丸型ヘッドライト(ハロゲン)とライトステー一式
- コーナーウインカー
- コーナーポジションランプ(AIR用の案内に記載)
ボンネットからフェンダーまで、前から見える面はほぼ入れ替わります。だからこそ、パッと見で純正とは別の車に見えるんです。
ミニバンなのに、どこか懐かしい。これがダムドの一番の魅力です!
ヘッドライトはハロゲンの丸目に変わります。純正のフルLEDヘッドライトとは明るさや色味が違うので、ここは好みが分かれるところです。
明るさが気になる方向けに、丸目用のLEDバルブとポジション球のキットも別売りで用意されています。
ダムドはこのキットを、アダプティブドライビングビーム(ADB)付きの車には対応しないと案内しています。ADBはAIR EXとCROSSTARのメーカーオプションなので、注文時に付けたかどうかを確かめておきましょう。
新車で買う前からダムドを考えているなら、ADBのオプションは付けないで注文する、という選び方もあります。
ダムドのフリードはいくらかかる?
ここが一番気になるところですよね。
ダムドの公式ページに載っている税込価格を、AIR用とCROSSTAR用で並べてみました。
| 品目 | AIR用 | CROSSTAR用 |
|---|---|---|
| フェイスチェンジキット(未塗装) | 327,800円 | 327,800円 |
| キットの塗装 | 140,800円 | 140,800円 |
| 丸目用LEDバルブ+ポジション球キット | 29,700円 | 29,700円 |
| サイドデカール(木目調・左右) | 63,800円 | 63,800円 |
| バンパーロアステッカー | 記載なし | 6,380円 |
| スチールホイール(15インチ・4本) | 79,200円 | 79,200円 |
いずれもダムド公式サイトの掲載価格(2026年9月時点)で、取り付け工賃は含みません。工賃はお店ごとの見積もりになります。
キット本体と塗装だけで、税込46万8,600円です。LEDバルブやデカールまで足すと50万円を超えてきます。ここに取り付け工賃が乗ります。
例えば、こんな組み合わせを考えてみましょう。
- キット(未塗装)327,800円
- 塗装140,800円
- LEDバルブキット29,700円
この3つで合計49万8,300円です。木目のサイドデカールも付けると、56万2,100円になります。
実は、この金額はフリードのグレード差より大きいんです。例えばAIRとAIR EXの価格差は、e:HEVの6人乗りFFで18万9,200円(2025年改良後のメーカー希望小売価格)です。
『それなら上のグレードに回した方が…』と迷うのも自然です。ただ、ダムドは見た目そのものにお金を払う選び方なので、装備の差とは別の物差しで考えた方がすっきりします。

未塗装と塗装済み、どっちを選ぶ?
キットは未塗装の素地で届くのが基本です。車体と同じ色に塗るには、ダムドの塗装メニューか、取り付けるお店の塗装が必要になります。
- 価格が決まっていて、見積もりが立てやすい
- キットと塗装の段取りを一緒に進められる
- 塗装後や取り付け後はキャンセルできない
- 色によっては仕上がりの差が出ることもある
発表時の案内では、プラチナホワイト・パールとデザートベージュ・パールの塗装済みも予定されていました。デザートベージュはCROSSTAR専用の色なので、CROSSTAR用と合わせると自然なまとまりになります。
ボディ色の選び方についてはフリードの全ボディカラー一覧と人気色で詳しく並べています。
丸目のレトロ顔には、白やベージュのように明るい色がよく合うと言われます。一方で、黒やグレーで引き締めるのもありです。
「ベージュの車体に木目デカールって、やりすぎですか?」
「ダムドの見本がまさにその組み合わせなので、狙った雰囲気になりますよ」
ダムドのフリードは中古で探せる?
『新車でキットを付けるのは高い。中古で完成車はないの?』という方もいますよね。
ダムドには、新車に最初からキットを付けて売る「コンプリートカー」の仕組みもあります。ただ、フリード用のキットは2025年11月に出たばかりです。中古車として出回っている台数は、まだ多くありません。
- 中古車サイトのフリーワード検索で「ダムド」「DAMD」「ISOLATOR」と入れる
- 車体の型式がGT5〜GT8(e:HEV)かを確かめる
- キットが塗装済みか、塗装の状態を写真で見る
- 純正のバンパーやヘッドライトが付いてくるかを聞く
- ADBなど、キットと相性の悪い装備が残っていないか確かめる
4番目の「純正部品が残っているか」はかなり大事です。純正に戻せるかどうかで、売る時の選択肢が変わるからです。
先代(2代目)にも、ホンダ系のカスタムとして「Modulo X」というコンプリートカーがありました。こちらはレトロ路線ではなく、走りと見た目を整えた方向です。違いはフリードのモデューロX・無限パーツの違いで見ています。
ダムドにすると売る時にどうなる?
ここは見落としやすいところです。
カスタムした車は、好きな人には高く見てもらえます。ただ、一般の買取では「純正に近いほど値段が付きやすい」と言われることが多いんです。
キットが付いたままだと、買う人が限られます。純正のバンパーやヘッドライトを保管しておくと、戻して売るか、そのまま売るかを選べます。
色の選び方でも売る時の値段は変わります。気になる方はフリードのリセールバリューで、グレードや色の差を見ておきましょう。
まとめると、ダムドは「長く乗って楽しむ人」向けのカスタムです。数年で乗り換える予定なら、純正部品を取っておくのが安心です。
新車でダムドにするなら何を準備する?
新車でフリードを買ってダムドを付けるなら、順番を決めておくと迷いません。
- e:HEVのAIR/AIR EX/CROSSTARから選ぶ
- ADBのメーカーオプションは付けずに注文する
- ボディ色をキットの塗装と合わせて決める
- キットの取り付けができるお店に工賃を見積もってもらう
- 車両の値引きとカスタム費用を分けて比べる
5番目がけっこう大事です。車両の値引きとカスタム代をまとめて話すと、どこでいくら得をしたのか分かりにくくなります。
車両価格の交渉の進め方はフリードの値引き相場と交渉の順番にまとめています。先に車の値段を固めてから、カスタムの相談に進むのがおすすめです。
「キットの取り付けって、買ったお店でやってもらえますか?」
「お店によります。社外のエアロを扱っていないところもあるので、注文前に聞いておくと安心です」
もう一つ、納車からキットの取り付けまでの間は、純正の顔のまま乗ることになります。取り付けの予約は、納車日が見えた段階で入れておくとスムーズですよ!
足元までそろえるならホイールも
顔を丸目にすると、足元が純正のままでは少しちぐはぐに見えることもあります。
ダムドは、15インチのスチールホイール「amabile」も用意しています。サイズは15×6.0J、インセット+50、5穴のPCD114.3です。4本セットで税込79,200円(2026年発売予定の案内)です。
現行フリードのタイヤは全タイプ185/65R15です。ダムドのホイールも15インチなので、純正と同じタイヤをそのまま使える想定の組み合わせです。実際の適合は、取り付けるお店で確かめてください。
ホイールのサイズや、インチアップした時の注意点はフリードのホイールサイズとインチアップで見ています。
屋根の上には、木とスチールを組み合わせたルーフラック「trip basket」も用意されています。フルサイズが税込64,900円、ハーフサイズが61,600円で、別途キャリアのベースが必要です。
- Honda フリード 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
フリードのガソリン車にダムドのキットは付けられますか?
ダムドはe:HEV専用と案内しています。対象型式はAIR用がGT5/GT7、CROSSTAR用がGT6/GT8です。
丸目のキットはいくらですか?
フェイスチェンジキット(未塗装)が税込327,800円、塗装が140,800円です。取り付け工賃は別になります(2026年9月時点のダムド公式サイト)。
ADB付きのフリードでも付けられますか?
ダムドはADB付きの車には対応しないと案内しています。AIR EXやCROSSTARでADBのオプションを選んだかを確かめてください。
2代目のフリードにもダムドはありますか?
この記事で扱っているISOLATORは現行の3代目(GT系)向けです。先代向けのカスタムは、年式ごとにメーカーの案内を確かめてください。
ダムドにすると買取で不利になりますか?
好みが分かれるので、一般の買取では純正に近い方が値段が付きやすいと言われます。純正部品を保管しておくと、売る時の選択肢が広がります。
まとめ
- フリードのダムドは「ISOLATOR」という丸目のフェイスチェンジキット
- 対象は現行型のe:HEVだけ(AIR用GT5/GT7、CROSSTAR用GT6/GT8)
- キット327,800円+塗装140,800円で46万8,600円。工賃は別
- ADB付きの車には対応しない
- 売る時に備えて純正部品は保管しておくのが安心





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