フリードの乗り心地と静かさ|気になる揺れ・ロードノイズ

フリードの乗り心地とロードノイズの要点を示したアイキャッチ

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家族を乗せるミニバンだから、揺れやうるささは気になりますよね。特に子どもが車酔いしやすいと、なおさらです。

結論から言うと、ホンダ フリードの乗り心地は、コンパクトミニバンとしては落ち着いた部類ですが、路面の荒れた道ではロードノイズと細かな揺れを感じやすいと考えておくとずれません。

この記事では、どのタイプ・どの席で差が出るのかと、試乗で確かめたいことが分かります。

目次

フリードの乗り心地はどんな感じ?まず結論

『コンパクトなミニバンって、跳ねるように揺れるんじゃないの?』と心配な方も多いはずです。実は、現行のフリードはそこまで硬い印象の車ではありません。

現行(3代目 GT系・2024年6月発売)は、ホイールベースが2,740mmあります。前後のタイヤの間隔が長いほど、ゆったりした揺れ方になりやすいんです。

一方で、全長4,310mmの小さめのボディに3列シートを詰めているので、大きなミニバンと比べると、段差の突き上げや3列目の揺れは感じやすくなります。

先に結論

街乗りの乗り心地は穏やか。気になりやすいのは「荒れた路面のロードノイズ」「段差の突き上げ」「3列目の揺れ」の3つです。

フリードの乗り心地で気になりやすいポイントを示した図解

乗り心地に関わる基本の数字

項目現行フリード(ホンダ公式の主要諸元)
全長×全高4,310mm × 1,755mm(FF)/1,780mm(4WD)
ホイールベース2,740mm
タイヤ全タイプ185/65R15
車両重量1,370kg(ガソリンAIR FF)〜1,580kg(e:HEV CROSSTAR 4WD 6人)
最低地上高135mm(FF)/150mm(4WD)

タイヤサイズは全タイプ同じ185/65R15です。タイヤの厚みがほどほどにあるので、段差の角を丸めてくれる方向のサイズと言えます。

車の大きさや他車との比べ方はフリードのサイズ一覧で詳しくまとめています。

e:HEVとガソリンで、乗り心地と静かさはどう違う?

『e:HEVのほうが静かって聞くけど、本当?』と気になりますよね。ここは発進と加速の場面で差が出やすいところです。

比べる点e:HEVガソリン
仕組みエンジンで発電し、主にモーターで走る1.5Lエンジン+CVT
発進モーターで走り出すので静かで滑らかエンジン音とともに走り出す
加速モーターの力(253N・m)で力強い回転を上げると音が大きくなりやすい
車両重量(AIR FF)1,460kg1,370kg
高速走行速度が上がるとエンジンが回る場面が増えるエンジン音と風切り音が中心

数値はホンダ公式の主要諸元(現行型)です。e:HEVはモーターの最大トルクが253N・mで、ガソリン車のエンジン(142N・m)よりずっと大きい数字です。

街中でのストップ&ゴーは、e:HEVのほうが静かで滑らかに感じる方が多いです。ただ、高速道路の合流など強く加速する時はエンジンが回るので、「ずっと静か」というわけではありません。

重いほど落ち着くこともある

e:HEVは同じタイプのガソリン車より80〜110kgほど重くなります。重さのぶん、路面の細かな揺れを拾いにくく感じる方もいます。感じ方には個人差があるので、試乗で比べるのがいちばんです。

高速道路での静かさと安定感

『高速道路で家族と話すと、声が聞こえにくいかな?』という心配もありますよね。高速では、タイヤの音と風の音が主な音になります。

フリードは全高1,755mm(FF)の背の高い車なので、横風の強い橋の上などでは、ふわっと流される感じを受けることがあります。これはコンパクトミニバン全般に言えることです。

高速で疲れにくくするには

全車標準のHonda SENSINGには、渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロールと車線維持支援システムがあります。ハンドルやペダルの細かな操作が減るぶん、運転する人の疲れも軽くなりやすいです。

エンジンの出力や走りの印象はフリードのエンジンと走りで詳しく書いています。

ロードノイズはどれくらい気になる?

「フリード ロードノイズ」で調べる方がいるように、ここは気になる声が出やすいところです。静かなモーター走行だと、かえってタイヤの音が目立つんですよね。

エンジン音が小さい場面ほど、タイヤが路面をこする音が耳に入りやすくなります。とくに次のような路面で感じやすいです。

ロードノイズを感じやすい場面
  • 表面が粗いアスファルトや、補修のつぎはぎが多い道
  • 雨の日の濡れた路面
  • 高速道路の継ぎ目が続く区間
  • スタッドレスタイヤを履いている冬の時期
  • 3列目に座っている時(後ろのタイヤに近いため)

例えばこんな会話が車内で起きがちです。

「さっきの道は静かだったのに、急にゴーッて音がしない?」
「路面が変わったからだね。タイヤの音だと思う」

同じ車でも、路面の違いで印象ががらりと変わります。試乗は、きれいな道だけでなく少し荒れた道も走らせてもらいましょう。

ロードノイズを減らすためにできること

音が気になった時に試す順番
  1. タイヤの空気圧を、運転席ドア付近の表示どおりに合わせる
  2. タイヤの溝の減り方や、片減りがないかを見る
  3. 交換の時期なら、静かさを重視したタイヤを選ぶ
  4. 荷室の荷物が揺れて音を出していないか確かめる
  5. それでも気になる時は、販売店で点検してもらう

空気圧が低いと、音も乗り心地も悪くなりやすいです。月に1回、ガソリンスタンドなどで確かめる習慣をつけておくと安心ですよ。

タイヤ選びと交換の費用はフリードのタイヤサイズと交換費用で紹介しています。

1列目・2列目・3列目で、乗り心地はどれくらい違う?

ここが大事なところです。同じフリードでも、どの席に座るかで乗り心地の印象はかなり変わります。

座る位置乗り心地の傾向気をつけたいこと
1列目(運転席・助手席)いちばん揺れが少なく、視界も広い運転する人の運転の仕方で快適さが変わる
2列目(キャプテンシート/ベンチシート)前後のタイヤの間に座るので落ち着いている6人乗りのキャプテンシートは、左右に分かれて座りやすい
3列目後ろのタイヤの近くで、段差の揺れを感じやすい長距離では短い休憩を多めに入れる

3列目は、後ろのタイヤの真上に近い位置に座ります。どのミニバンでも、いちばん後ろの席は揺れを感じやすいんです。

2列目の形は定員で決まります。6人乗りはキャプテンシート、7人乗り(AIR EXのFFのみ)はベンチシートです。CROSSTARの5人乗りは3列目が無いので、後ろの席は2列目だけになります。

よくある失敗

試乗で運転席にだけ座って決め、あとで3列目に座った家族から「酔いやすい」と言われる。家族で試乗に行けるなら、全員がいつもの席に座ってみてください。

3列目の広さや座り心地はフリードの3列目シートは使える?、2列目の座り心地はフリードの後部座席の広さと座り心地で詳しく書いています。

フリードの座る列ごとの乗り心地の違いを示した図解

FFと4WD、CROSSTARで乗り心地は変わる?

『4WDやCROSSTARのほうが、ゴツゴツするの?』と思う方もいますよね。タイヤは全タイプ同じ185/65R15なので、タイプだけで大きく変わるわけではありません。

違いが出やすいのは、重さと車の高さです。

比べる点FF4WD
全高1,755mm1,780mm
最低地上高135mm150mm
車両重量(e:HEV AIR)1,460kg1,550kg
価格差ーFFより23万1,000円高い

4WDは車高が少し高く、重さも増えます。雪道や凍った坂道での安心感はありますが、乗り心地を良くするために選ぶものではない、と考えておきましょう。

乗る人数や荷物の量でも、乗り心地は変わります。1人で乗る時と、家族6人と荷物を積んだ時では、段差を越えた時の揺れ方が違うんです。試乗の印象は「軽い状態での感想」だと覚えておきましょう。

CROSSTARは見た目がSUV風ですが、タイヤサイズはAIRと同じです。乗り心地の差は「見た目の印象ほど大きくない」と覚えておくと選びやすいですよ。

4WDが必要かどうかはフリードの4WDは必要かで判断の目安をまとめています。

家族が快適に乗るための工夫

乗り心地は、車の性能だけでなく乗せ方でも変わります。実は、ちょっとした工夫で車酔いの声が減ることもあるんです。

快適に乗るためのポイント
  • 車酔いしやすい人は、揺れの少ない1列目か2列目に座る
  • 発進とブレーキは、じわっと穏やかに踏む
  • 荷物は荷室の床に寄せて置き、揺れて音が出ないようにする
  • 長距離は1〜2時間ごとに休憩を入れる
  • 冬と夏は、エアコンの効き方も含めて席を決める

運転の仕方で、後ろの席の揺れ方は大きく変わります。とくにブレーキの最後をやわらかく抜くと、同乗者の頭が揺れにくくなりますよ!

スライドドアの開け閉めの音や使い勝手が気になる方はフリードのスライドドアの使い勝手と不具合もあわせて読んでみてください。

フリードで家族が快適に乗るための工夫を示した図解

試乗で確かめたいこと

試乗の時にやっておきたいこと
  1. きれいな道と、少し荒れた道の両方を走らせてもらう
  2. 段差やマンホールを越えた時の揺れ方を確かめる
  3. 2列目と3列目にも座り、揺れと音を比べる
  4. e:HEVとガソリンの両方があれば、発進の静かさを比べる
  5. 窓を閉めた状態で、ロードノイズの大きさを聞く

乗り心地は数字だけでは分かりません。短い時間でも、家族みんなで座ってみるのがいちばんの近道です。

購入を決めたあとの値引きの交渉はフリードの値引き相場と限界額で順番をまとめています。

よくある質問

フリードの乗り心地は悪いですか?

街乗りでは穏やかな乗り心地と感じる方が多い車です。ただ、荒れた路面の段差やロードノイズ、3列目の揺れは感じやすいので、試乗で確かめてみてください。

フリードのロードノイズは大きいですか?

路面が粗い道や雨の日、高速道路では、タイヤの音が気になるという声があります。e:HEVはエンジンが静かな場面が多いぶん、タイヤの音が目立ちやすくなります。

e:HEVとガソリンでは、どちらが静かですか?

発進やゆっくり走る場面では、モーターで走るe:HEVのほうが静かに感じやすいです。強く加速する時はe:HEVもエンジンが回るので、試乗で両方を比べるのがおすすめです。

3列目は酔いやすいですか?

3列目は後ろのタイヤに近く、段差の揺れを感じやすい席です。車酔いしやすい人は1列目か2列目に座り、長距離はこまめに休憩を入れましょう。

4WDにすると乗り心地は良くなりますか?

4WDは車高と重さが少し増えますが、乗り心地を良くするための装備ではありません。雪道や坂道の多い地域かどうかで選ぶのが基本です。

まとめ

この記事の要点
  • フリードの乗り心地は街乗りで穏やか。ホイールベース2,740mm、タイヤは全タイプ185/65R15
  • 気になりやすいのは荒れた路面のロードノイズ、段差の突き上げ、3列目の揺れ
  • e:HEVは発進が静かで滑らか。強い加速ではエンジン音が出る
  • 4WDやCROSSTARで乗り心地が大きく変わるわけではない
  • 試乗は荒れた道も走り、家族全員がいつもの席に座って確かめる
フリード買いたいドットコム

フリード買いたいドットコム 編集部

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